変態島
2008年のフランス＝ベルギー＝イギリス＝オーストラリア合作映画です🎬
日本では劇場未公開作品です。
監督はファブリス・ドゥ・ヴェルツ。
建築家のポール（ルーファス・シーウェル）とその妻ジャンヌ（エマニュエル・べアール）は、一人息子のジョシュアが半年前に津波で行方不明になり、生存が絶望視されている事実を受け入れることができず、そのままタイのプーケットにとどまっていた。
ある日、ミャンマーの現状を伝える慈善活動の記録ビデオを観たジャンヌは、そこにジョシュアの姿を見つける。
ポールは疑わしく思っていたが、ジャンヌの気持ちを察し、2人で現地に息子を捜しに行くことにする。
ところがなかなかジョシュアを見つけることができない苛立ちと、行く先々での様々な体験でジャンヌは徐々に精神を崩壊させていく……。
行方不明の息子を捜索するためにミャンマーを訪れた夫婦が
人身売買の組織に翻弄されるというホラーサスペンス映画です。
皆さんがレビューに書かれているように
この邦題…何ですか？！
このお話に変態は一人も登場しません。
原題は『Vinyan』で
これはタイ語で
『魂、成仏できない霊、幽霊』
を意味します。
原題に則った、もっとちゃんとした邦題をつけていただきたいと思いました。
ストーリーの内容はそんなに深くなくて
子供を失った母親が精神崩壊していく様を描いただけのお話。
多分息子はもう死んでいないだろうけど
妻の気持ちを察して
一緒に探しに行こう！
じゃないよ、ご主人。
奥さんをきちんと精神科に受診させなきゃ！
…なんてイライラしながら観てしまいました。
『子供を見つけてやるから金をよこせ』という強欲なタイ人
『呪怨』の俊雄君みたいな子供がたくさん出てきました💦
こういう描写って思いっきり東南アジア差別だよなー
なんて少し不快な気分にもなってしまいました。
最後はとても衝撃的で
驚愕している間もなく
いきなりのエンディング…
え？
結局何が言いたかったの？
よくわかならい作品でした。
お時間があればどうぞ。
