早熟のアイオワ
2008年のアメリカ映画です🇺🇸
脚本・監督は女優のロリ・ペティ。
自身の少女期の実話を基に描いた作品です。
1976年、アイオワ州にある閑散とした町カウンシルブラフス。
売春婦サラ(セルマ・ブレア)の娘に生まれた14歳のアグネス(ジェニファー・ローレンス)とキャミー(クロエ・グレース・モレッツ)は、ポーカーハウスと呼ばれる不法居住者たちが集う屋敷で暮らしていた。
夜ごと、ポーカー賭博やセックスを求めるドラッグディーラーたちがポーカーハウスにやって来るという異様な環境から、彼女は幼い妹たちを懸命に守ろうとする。
そんな中、サラに自分と一緒に売春をするように迫られてしまう……。
売春婦を母親に持つ姉妹が
劣悪な環境で生きながらも希望を見出そうとする姿を描いた作品です。
子供は親を選べない…
ホント救いようがないお話でした。
牧師なのに暴力を振るう父との決別は神との決別でもあり
レイプされた娘よりもレイプした男を庇うクソ母とも決別し
この姉妹を救済してくれるものは何もない…
そう思うととても切なくて悲しかったです。
こういう家庭ってきっとアメリカではよくあるんでしょうね。
長女アグネス役のジェニファー・ローレンス…
本作がデビュー作らしいです。
名演技でした。
その後の出演作は今ひとつパッとしない印象ですが💦
三女キャミー役でクロエ・グレース・モレッツが出演していました。
すごーく可愛かったし
演技も最高に上手でした。
アメリカの子役はホント凄いです。
かなり重い作品ですが
まずまずお薦めです。
お時間があればどうぞ。