マイ・マザー

2009年のカナダ映画です🇨🇦

脚本・監督はグザヴィエ・ドラン

主演もしています。





ケベックにある、何の変哲もない町に暮らす17歳の少年ユベール・ミネリ(グザヴィエ・ドラン)。
ほかの若者たちと変わらない普通の青春を過ごす彼だったが、二人暮らしを送っている母親シャンタル(アンヌ・ドルヴァル)との関係に悩んでいた。
センスのないセーターや、度重なる小言など、彼女の全てが気に障り、その愛憎が入り混じった感情に振り回されていく。
そんな中、ユベールは幼少時代からなじみのある風景で、セント・ローレンス川沿いの土手に座っている母親を見つけたのを機にある決意を固める……。









母親と2人で暮らす少年が、彼女を愛しながらもその存在を拒否してしまう複雑な感情に悩まされながらも成長する姿を描いた作品です。


無名の青年が17歳で書いた自伝的短編『Le Matricide(母殺し)』が基になったお話です。


子離れできないヒステリックな母親と

反抗期のマザコン息子の心理がリアルに表現されていますが


まあどっちもどっちだな…って感じで苦笑してしまいました💦


19歳の監督が紡いだ作品としては完成度が高く

題材自体も面白かったですね。


お母さんが名演技でした。

ちょっと下品でうざったくて

カナダ版大阪のおばちゃん的な感じでした。


↑ファッションもなかなかの下品さで

ショッキングピンクに黒いリボンがついたこのお洋服…かなり不気味でした💦


主役のユベールくんが独白しながらストーリーが進んでいきますが

母子の会話劇としても面白かったです。


まずまずお薦めの作品です。

お時間があればどうぞ。