猟人日記
1964年の日本映画です🇯🇵
主人公の妻役で出演されている戸川昌子さんの同名小説が原作です。
監督は中平康。
スーパーマーケットの現金係津田君子(茂手木かすみ)、オールドミスの相川房子(稲野和子)、画学生の美津子(高須賀夫至子)…と本田の猟人は続いた。
そんなある日君子が殺された。
“俺には無関係だ!”と呟いた本田が美津子の部屋からの帰途、房子のアパートを訪ねると彼女はナイロンのストッキングで絞殺されていた……。
ハントした女性が次々に死体となって発見され
殺人の嫌疑をかけられた男性がその人生の歯車を狂わせていく様を描いたサスペンス映画です。
最初はエロおじさんを描いた官能映画だと思っていましたが
その後主人公を陥れた犯人を緻密に推理していく展開がとても面白くて
極上のサスペンスドラマでしたね。
北村和夫さん扮する弁護士と十朱幸代さん演じるその助手の探偵力とフットワークはお見事でした。
クラブ歌手の役であの美輪明宏さんがチラッと出演されています。
真犯人はすぐに予想がつきました。
『この人しかいないでしょ、犯人は』
なんて思いながら観ていましたが
違っていました💦
ところがその後どんでん返しがあって
やっぱり私が最初に怪しいと思っていた人が真犯人でした💦
かなりお薦めの作品です。
モノクロの映像ですが
ちょっとグロいシーンがありますので
閲覧注意です。