ホテルローヤル

2020年の日本映画です🇯🇵

原作は桜木紫乃先生の第149回直木賞受賞作です。

監督は武正晴




北国の湿原を望むラブホテル『ホテルローヤル』。

経営者の一人娘・田中雅代(波瑠)は受験に失敗し、渋々実家の仕事を手伝うことになる。

アダルトグッズ会社の営業・宮川聡史(松山ケンイチ)に思いを寄せながら、告白することなく淡々と仕事をこなす間にも、ホテルにはさまざまな境遇の男女が訪れる。

ある日、ホテルの一室で心中事件が起こり、さらに父・大吉(安田顕)が病気で倒れてしまう……。


 









北海道の湿原に立つラブホテルを舞台に

ホテルを訪れる男女や従業員などそれぞれに事情を抱えた人々が織りなす人間模様を描いた作品です。


物語の舞台となった『ホテルローヤル』は釧路市内に実在したホテルで


原作者である桜木先生のご実家だったそうです。


なので、本作は桜木先生の実体験を描いているそうで大変興味深く思い


数年前に原作を読みました。


内容はあまり覚えてなくて

確か短編集みたいな作品だったと思うのですが


『ラブホテル』が舞台の割にはライトな感じだったという印象がありましま。





で、映画化された本作も比較的ライトな感じで

1つ1つのエピソードはドロドロ系なのに

サラッとストーリーが進んでいきました。


よく言えば上品な作品

悪く言えば面白味に欠ける…


といった感じでしょうか?


私の大好きな俳優でもある松山ケンイチさんがアダルトグッズの販売員役で出演していましたが


脇役には間違いないんだけど

脇役感が強すぎて

インパクト弱すぎ

彼の彼らしいところが活かされてなくて残念でした。




主演の波瑠さん…

お綺麗なんだけど

苦悩する演技がイマイチ💦

淡々とした役どころではありましたが

淡々としすぎていて

伝わってくるものが一切なかったです。



だからなんでしょうね。

作品自体が結局何が言いたいのかわからない

中途半端な感じで終わっていました。


お時間があればどうぞ。