女死刑囚の脱獄

1960年の日本映画です🇯🇵

監督は中川信夫

 



島製菓の次男・明夫(和田桂之助)と娘・京子(高倉みゆき)の縁談をすすめていた資産家の今井有通(林寛)は、娘に赤尾荘一(寺島達夫)という恋人がいると聞かされて激怒した夜急逝した。
死体からは青酸カリが検出されたが、京子の義理の母・美鳥(宮田文子)や義妹の美奈子(三田泰子)の『京子に殺害の動機がある』という証言に加え、京子の化粧品の中から青酸カリが出て来たことから京子の犯行は決定的なものとなった。
無罪を主張する京子は尊属殺人罪として死刑の判決を受け盛岡の女囚刑務所に送られた……。









父親殺しの濡れ衣を着せられ死刑囚になったヒロインが
無実を叫びながらも受け容れられない現実から逃れようと脱獄を計画するサスペンス映画です。

70分という短い作品ですが
テンポ良く
ストーリーもわかりやすかったので
サクサク観ることができました。

脱獄のシーン
列車で逃亡するシーン
真犯人逮捕までのシーン

いずれもハラハラドキドキがコンパクトに詰め込まれていて
かなり面白かったです。




女受刑者がみんな下品でしたが
何故か美人揃い💦



この当時、こうやって冤罪が生まれていくんだなぁっていうのがよくわかりました。

脱獄しなかったらきっと無実の罪が晴れることはなかったのでは?

って思うと怖いお話でした。

お時間があればどうぞ。