ボーダー 二つの世界

2018年のスウェーデン映画です🇸🇪

監督はアリ・アッバシ。




違法なものを持つ人をかぎ分けることができる税関職員のティーナ(エヴァ・メランデル)は、ある日、勤務中に風変わりな旅行者のヴォーレ(エーロ・ミロノフ)と出会う。

彼を見て本能的に何かを感じたティーナは、後日自宅に招いて離れを宿泊先として貸し出す。

ティーナはヴォーレのことを徐々に好きになるが、彼はティーナの出生の秘密に関わっていた……。










第71回カンヌ国際映画祭『ある視点部門』でグランプリを受賞した作品です。


驚異的な嗅覚を持つ孤独な女性が

生活を一変させる事件に巻き込まれる様を描いたミステリー映画です。


う〜ん

ミステリーというより

ファンタジーホラーかな?


おそらく北欧に伝わる妖精(トロール)伝説がベースになっていると思われますが


ヴォーレの正体がなかなかわからなくてヤキモキした前半と比して


後半はストーリーが一気に展開して面白かったです。


ネタバレになりますが

人間のお話ではありません。


ティーナは人間ではないのだけれど

人間の心を持っていて


タイトルの『ボーダー』は人間と非人間の境界線を示していて


それだけではなく


性や価値観の境界線も表現したかったのかな?って思いました。



ティーナ…なかなか醜い女性でした。


彼女を演じた女優さんは本作のために10kg以上太り

4時間以上かけた特殊メイクで挑んだそうです。



こちらがエヴァ・メランデルさん。

素顔はとてもキレイな方ですね。


ラストは意味深でしたが

ファンタジーなので


今後のことは皆さんで想像してください


でいいんだと思います。


お時間があればどうぞ。