2015年のカナダ=アメリカ合作のテレビ映画です🎬
監督はブライアン・スキーバ。
酒乱の父によって母が命を落とす現場を目撃してしまった幼児のヤスミン。
25年後、検察官になったヤスミン(ブリー・ウィリアムソン)は知事の息子ティモシー・ロック(プリモ・アロン)による妻殺しの事件を担当していた。
ティモシーの容疑は明らかだったが、両親の事件と重なったヤスミンはショックから裁判中に卒倒し審理は無効になってしまう。
しかも父の事件を知られた彼女は、ティモシーを有罪にして父への復讐を果たそうとしていると言われ、そのために不正を犯したとマスコミに報道される。
騒ぎから身を隠すため、上司の命令でヤスミンは娘ペイジ(エミリア・バラナック)を連れ姉ローラ(ジル・モリソン)が暮らす故郷へ。
隣人で精神科医のピーター(マイク・ドプド)の優しさもあり、ヤスミンは少しずつ落ち着きを取り戻していった。
しかしそこへ接近禁止令が出ている父ジャック(ウェスレイ・ソルター)が突然現れて……。
アルコール依存症のDV父のせいで母を亡くし
以来PTSDに悩むシングルマザーのお話です。
彼女の心の傷を癒そうと
お節介姉とちょっと空気読めない精神科医が奔走するのですが
観ていてイライラしました。
PTSDの治療はそんなに強引にやっちゃダメだってー
と思わず叫びそうになりました。
法廷ドラマ様だったのは最初だけで
サスペンス要素は少なく
家族を描いたヒューマンドラマ的な感じでした。
結末は途中からわかってしまいましたが
結構面白かったです。
ただ
ティモシーの裁判は結局どうなったのか?
が描かれていなくて
もっと言えば
ヤスミンが何故シングルマザーなのか?
とか
父に捨てられたあと姉妹はどうやって生計を立てていたの?
などなど
いろいろわからないことがわからないままエンディングを迎えたのがちょっともったいなかったように思えました。
ヤスミンの娘のペイジ…可愛かったですね。
まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。
※予告編はありません。
アマゾンプライムで観れます。