朝霧

古い映画を観ました。

1968年の日本映画です🇯🇵

監督は吉田憲二




由紀(八千草薫)と恭子(和泉雅子)の母娘は、久しぶりに郷里の福井に帰ってきた。
由紀の夫・恭一(山根久幸)は越前銀行頭取坂井謙造(柳永二郎)の息子だったが、二人の間に恭子が生まれた時、結婚を許さぬ謙造は強引に恭子を奪おうとした。
由紀はそのため東京にのがれ自活していたが、息子の恭一が戦争で死んでから謙造の怒りも解けて帰ってきたのだった。
それでも由紀は謙造に頼らず、友人である孝代(佐々木すみ江)の世話で市内で洋裁店を営み、恭子はかねてより念願の看護婦として県立病院で働くことになった。
謙造はせめて恭子だけでも豪荘な自分の邸に住んでくれるよう頼んだが、母想いの彼女は明るく断わった。
恭子の病院生活は楽しく、一緒に無医村を廻っている青年医師・沢村耕次(杉良太郎)に次第に魅かれていった……。









酷寒の福井を舞台に
共依存の母娘の生活を描いたお話です。

戦争や公害問題(四日市ぜんそく)などにも言及されていて
単なるホームドラマというよりも
社会派の要素も盛り込まれた作品でした。

モノクロで吹雪や荒波のシーンが多く
全体的に暗い映像でしたが

和泉雅子さん扮する恭子が明るすぎて
とてもギャップを感じました。
20歳くらいの設定なのかな?
もう大人なのに自分のことを『私』と言わないで『恭子』っていうお嬢さん…
個人的には苦手です💦


とはいえ
この頃の和泉雅子さん…
ホントお綺麗ですね。

お母さん役の八千草薫さんも40代かな?
美しかったです。



恭子が恋心を抱く相手役(内科医)に杉良太郎さん。



波瀾万丈という感じのストーリー展開はなくて
まあこうなるよな…って結末でした。

お時間があればどうぞ。

※予告編はございません。