沈黙の死

2010年のフランス映画です🇫🇷

監督はオリヴィエ・ペレイ。




フランスの片田舎で海辺の物件を紹介する不動産業を営むマリー(パスカル・アルビロ)は幼い娘のジュリー(メリュジーヌ・マヤンス)と暮らしていた。
ジュリーは独りぼっちの気持ちを埋めるために恐ろしい漫画を描き、想像の友達を作って描いていた。
ある日家で叔母のフローレンス(カロル・フランク)が殺される。
ジュリーは自分の犯行だと言いその後沈黙する。
それを聞いて驚愕するマリー。
彼女は娘の罪を晴らすため事件の真相を探ろうとするのだが……。








11歳の少女を巡るフランスのB級ミステリー映画です。

妄想癖がある素行障害の女の子のお話なのかな?って途中まで思っていましたが

結論から言えば
この女の子は精神疾患でもサイコパスでもなくて
『単に病んでる女の子』
でした。

『叔母を殺したのは私』と少女が母に告げるシーンから本作は始まりますが

おそらく女の子を持つお母さんが観たら居た堪れなくなくなるようなお話でした。

ただこの小娘…
なかなか強かな子でしたね。

11歳だけど明らかに『女』でした。



自分の殻に閉じこもって
ひたすら漫画を描いていましたが
お上手でしたね。



日本の漫画を読んだり
作中に急須と湯呑が出てきたり

さらには母娘で富士山に向かって旅立つシーンもあり

ある意味親日的な作品でした。


ママはなかなかの美人で
ママも明らかに『女』でしたね。
顧客とすぐに寝るし💦

ちなみに顧客役の俳優さん…素敵でした。


いかにも『フランスのお金持ち』といった感じで
個人的には私のタイプな男性です(笑)



謎解きのスリルもあり
なかなか面白い映画だと個人的には思いました。
お時間があればどうぞ。

※予告編が見つからなかったので本編を貼っておきます。