村人
2015年のオーストリア映画です🇦🇹
監督はバーバラ・エーダー。
犯罪捜査官のワーシッツ(アンドレアス・ルスト)は頭部に重傷を負い、ブルゲンラントの村へ帰郷する。
あまり歓迎されてるとは言えない中、村長(ルーク・リセタリッツ)にサーカス公演に招待されるが、ナイフ投げショーで村の有力者に誤爆して死んでしまう事故が発生。
ワーシッツはナイフ投げの青年が村人たちに復讐されるのを防ごうとするが……。
捜査中に大怪我をして仕事を干された刑事が帰郷したら殺人事件に巻き込まれ
自らも命を狙われるという
ありがちな田舎サスペンスです。
原題は『Kreuz des Südens』
訳すと『南十字星』ですが
何故『村人』という邦題になったのか不明です。
嫌なタイプの村人(田舎者)がたくさん登場します。
良い人は1人もいなかったですね。
故郷を捨てて都会に出て行った人は許せない!
そんな奴は死ねばいい!
そんな考え方の人ばかりで観ていてうんざりしました。
都会に対する嫉妬に溢れ
他所者や都会人は常に監視され
ちょっと会話しただけで勘繰られる…
オーストリアにもこんな陰湿な村があるんだなぁ…と辟易しました。
途中まではそれほどワクワクドキドキの展開ではありませんでしたが
最後のどんでん返しは背筋がゾクッとしました。
オチは読めませんでしたが
でもコイツが一番悪者じゃないかな?
って私は思っていましたが。
お時間があればどうぞ。