デッドリー・ペイシェント

2018年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はロッド・ロバーツ。




医師のヒラリー(ブリー・ウィリアムソン)は、恋人で建築家のジョン(ブロディ・ハツラー)との結婚式を目前に控えていた。
そんなある夜、一酸化炭素中毒事故の患者がヒラリーの病院に運びこまれる。
不運にも一緒にいた婚約者の女性は亡くなってしまうが、男性患者のグレゴリー(エディ・マトス)はヒラリーによって一命を取り留めた。
彼はそんなヒラリーを『天使』と呼び、彼女に好意を抱くようになっていた。
一方でヒラリーは、結婚式の準備や、病床で実家にいる母親の心配などに忙殺され、あくまで一患者であるグレゴリーのことなんて忘れていた。
だが退院が決まっても喜ばない彼の精神状態が気になり、親友でセラピストのローリー(ローラ・ライト)を紹介する。
しかし、グレッグが診察を受けに行った後、ローリーは車に轢き逃げされてしまう……。









事故に遭った男性を救った女医がストーカーされ
個人情報を盗まれたり自宅に不法侵入され
さらには友人や恋人までもがターゲットとなっていく恐怖を描いたサスペンススリラーです。

まあよくあるストーリーの作品ではありますが
久々にイライラさせられる展開のお話でしたね。

ストーカー映画としては典型的というか
教科書的な作品でした。

ラストも簡単に読めてしまいました。

ただ、こういう作品はオチとかどんでん返しはあまり重要ではなくて

いかに観ている人にストレスを与えるかということに力が注がれる傾向があって

視聴率がイライラする分
ラストの安心感が大きくなる…というのを狙って制作されています。

そういう意味ではスタンダードな完成度だったと思います。

ストーカー男…ホントキモかったです💦
名演技でしたね。


こういう勘違い妄想野郎は結構身近にいますよ。

『妄想性障害』という病気です。

普段はエリートだったり
逆に目立たない存在だったりするので
なかなか治療に結びつかないケースが多く

触法でようやく治療が開始できる場合も少なくはありません。

薬物療法を行ないますがあまり軽快しなくて
治療に苦戦する疾患の一つではあります。
精神療法や心理療法はほとんど効果ないです。

お時間があればどうぞ。