11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち
2012年の日本映画です🇯🇵
監督は若松孝二。
『金閣寺』、『憂国』などの傑作や話題作を放ち、文豪として世界からも高い評価を得ていた三島由紀夫(井浦新)。
学生運動が全盛を極めている中、彼は民族派の若者たちを集めて民兵組織『楯の会』を結成し、有事が起きた場合には自衛隊と共に決起できるようにと訓練を行なっていた。
しかし自衛隊には能動的に出動する機会も権利もないことを知り、落胆と不満を抱えていくようになる三島と『楯の会』の若者たち。
そしてそのいら立ちは抑えられないところまでに達し、彼らは日本のみならず、世界中をも震撼させる大事件を起こす……。
文豪として確固たる地位を築きながら
三島事件についてはリアルタイムでは知りません。
彼の思想はさておき
小説家としては素晴らしい人だったということは認知しています。
う〜ん
あまり面白くなかったかも。
何度も寝そうになりました💦
『楯の会』のメンバーが同じように風貌で
途中で誰が誰かわからなくなりました。
バルコニーでの演説の辺りから面白くなってきましたが
自決のシーンは意外とあっさりで
少々物足りなかったです。
グロを期待した訳ではなくて、雑な心理描写にガッカリでした。
三島の奥さん役に寺島しのぶさんが登場していました。
台詞はかなり少なめでしたが
やっぱり存在感がありましたね。
実話であり
演出次第でかなり面白くなる作品のような気がしましたが
個人的には消化不良でした。
お時間があればどうぞ。