正しい距離

2007年のイタリア映画です🇮🇹

監督はカルロ・マッツァクラティ。




イタリアの田舎町に臨時教師としてやってきたマラ(ヴァレンチナ・ロドヴィーニ)。
彼女は美しく男性たちを虜にしていくが、恋人となった移民のハッサン(アメッド・ハフィアン)と関係を持った夜に殺されてしまう。
容疑者としてハッサンが逮捕されるが、無実を訴えてその後自殺してしまう。
記者志望の青年ジオバーニ(ジョバンニ・カポヴィッラ)はカラ殺害について調査を始め、やがて事件に隠された真実を知ることになる……。










閉鎖的な街で起こった殺人事件の真相を
記者志望の青年の視点で描いたサスペンス映画です。

サスペンス要素は最後の20分だけで
開始から殺人が起こるまでは
美人教師とその人間模様がダラダラと描かれていて
これは観ている人に先入観を持たせる作戦だったのかな?


マラと恋人のハッサン
マラに秘かに恋心を抱くジオバーニー
ジオバーニの友人(情報屋)
マラに言い寄る既婚者の金持ち男
婚約中のイケメンバス運転手etc…

いろいろな人たちが登場します。

ハッサンはマラ殺しで逮捕されますが
明らかに犯人ではなさそう。
他の人たちはみんな怪しげ。

しかしあっさり謎解きがなされ
真犯人は意外な人でしたがその動機は今ひとつ??でした。

でも結構面白かったです。

サスペンスではありましたが
イタリアの移民問題と人種差別を描いた作品でもありました。




マラ役の女優さんがすごーくお綺麗でしたね。



お時間があればどうぞ。