電気工事士

2020年のイギリス映画です🇬🇧

監督はスティーブ・コンウェイ




孤独な電気工事士マーク(ロリー・ファレリー)は同僚たちとの付き合いを拒み、職場と自宅を往復する日々を過ごしていた。

持病である咳嗽が悪化し病院で検査をしたところ、肺に陰影が見つかった。
それを契機に、2年前に離婚した妻が引き取った息子との絆を取り戻そうと決めて動き出す。
しかしそのためには逃げようとしていた過去と向き合う必要があった……。








低予算、プロではない俳優を使って5年かけて制作されたインディペンデント映画です。


前半はマークの日常…

朝起きて仕事に行ってご飯を食べて帰宅して寝る姿が淡々と描かれています。


特に大きな事件も起こらず

マークの台詞は少なめ


何だ、このお話は!?


と思いながら観ていましたが


自身の病気をきっかけに

別れた息子に会いたいというヒューマンドラマ風に様相が変わり


ただ、過去にかなりヤバいことがあったようで

そこら辺は何となくぼやかされた感じでストーリーが進んでいきます。


ラストは衝撃的でしたね。


私が想像していたラストとは違っていました。

お涙頂戴のラストを想像していました。


え?

って思った瞬間

エンドクレジット。


何でこんなラストになったのか???でしたが


この衝撃だけで一見の価値がある作品だと思いました。


ところでこの同僚たち…

とんでもないクズ揃いでした。



10年間無銭飲食していることを自慢したり

隣人女性の車を盗んで売り飛ばす相談をしたり

ずっと喋ってばかりで仕事しないし


とんでもなかったです。


いかにも低予算でマニアックな作品です。

お時間があればどうぞ。