2020-03-03 サルトルとボーヴォワール 哲学と愛 2006年のフランスのテレビ映画です🇫🇷20世紀を代表する哲学者ジャン=ポール・サルトルと、彼の公私ともにパートナーだったシモーヌ・ド・ボーヴォワールの半生を描いた伝記映画です。監督はイラン・デュラン=コーエン。1929年、ソルボンヌ大学で天才と噂されるジャン=ポール・サルトル(ロラン・ドイチェ)は、シモーヌ・ド・ボーヴォワール(アナ・ムグラリス)と出会い、その美しさと聡明さに一瞬にして心を奪われる。初めは警戒していたボーヴォワールいつしか心を許し、二人は卒業後に共同生活を始めた。しかしサルトルは、『作家には刺激が必要だ』と、互いに愛し合いながらも、他の関係も認め合う自由恋愛を提案する。小市民的な結婚ではない《契約結婚》という説得に、女性にとって『結婚』か『独身』しか選択肢がない社会の伝統に疑問を抱いていたボーヴォワールは、それを受け容れることにするのだが……。邦題は『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』なのですが私は『ボーヴォワール 愛と苦悩』という印象でした。それだけボーヴォワール目線で描かれた作品だったと思いました。いや〜面白かったですね〜😃哲学者のお話でしたがあまり哲学的でなくラブストーリー色が濃い作品に仕上がっていました。サルトルがイケメン過ぎましたね💦笑顔が可愛いコミカルなおじさんでした(笑)ま、人間臭くて良かったんだけど。ボーヴォワール役のアナ・ムグラリスは目ヂカラが凄くて、しかも美しかったです。サルトルに振り回されて、ただただ言いなりになるしかなかった、ホントは弱い女でした。ん?それって実際のボーヴォワールが一番嫌っていた男に隷属する女じゃない?↑作者が意図したところか否かは不明ですが、悪意というか作為性を感じたのは私だけ?💦エンディング…ボーヴォワールの苦悩は1986年まで続いたという文字が出てきただけだったのですが、何故だか涙が一筋溢れてしまいました。1986年はボーヴォワールが亡くなった年。死ぬまで…ってこと。ボーヴォワールに感情移入してしまった?全然難しいお話ではありません。是非観てください。↑本物のサルトルとボーヴォワール↑2人がともに眠るお墓。
2006年のフランスのテレビ映画です🇫🇷20世紀を代表する哲学者ジャン=ポール・サルトルと、彼の公私ともにパートナーだったシモーヌ・ド・ボーヴォワールの半生を描いた伝記映画です。監督はイラン・デュラン=コーエン。1929年、ソルボンヌ大学で天才と噂されるジャン=ポール・サルトル(ロラン・ドイチェ)は、シモーヌ・ド・ボーヴォワール(アナ・ムグラリス)と出会い、その美しさと聡明さに一瞬にして心を奪われる。初めは警戒していたボーヴォワールいつしか心を許し、二人は卒業後に共同生活を始めた。しかしサルトルは、『作家には刺激が必要だ』と、互いに愛し合いながらも、他の関係も認め合う自由恋愛を提案する。小市民的な結婚ではない《契約結婚》という説得に、女性にとって『結婚』か『独身』しか選択肢がない社会の伝統に疑問を抱いていたボーヴォワールは、それを受け容れることにするのだが……。邦題は『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』なのですが私は『ボーヴォワール 愛と苦悩』という印象でした。それだけボーヴォワール目線で描かれた作品だったと思いました。いや〜面白かったですね〜😃哲学者のお話でしたがあまり哲学的でなくラブストーリー色が濃い作品に仕上がっていました。サルトルがイケメン過ぎましたね💦笑顔が可愛いコミカルなおじさんでした(笑)ま、人間臭くて良かったんだけど。ボーヴォワール役のアナ・ムグラリスは目ヂカラが凄くて、しかも美しかったです。サルトルに振り回されて、ただただ言いなりになるしかなかった、ホントは弱い女でした。ん?それって実際のボーヴォワールが一番嫌っていた男に隷属する女じゃない?↑作者が意図したところか否かは不明ですが、悪意というか作為性を感じたのは私だけ?💦エンディング…ボーヴォワールの苦悩は1986年まで続いたという文字が出てきただけだったのですが、何故だか涙が一筋溢れてしまいました。1986年はボーヴォワールが亡くなった年。死ぬまで…ってこと。ボーヴォワールに感情移入してしまった?全然難しいお話ではありません。是非観てください。↑本物のサルトルとボーヴォワール↑2人がともに眠るお墓。