ストレンジ・アフェア

2019年のカナダ映画です🇨🇦

監督はローワン・アタリー。




5年前、事故で兄のロニー(コナー・ジェサップ)を失ったフィリップ(ニック・ロビンソン)。

ニューヨーク州北部で母親のシャーリーン(エイミー・ライアン)と暮らしていた彼のもとに、ロニーの元恋人メリッサ(マーガレット・クアリー)が妊娠をしている状態で現れる。

思わぬ来訪によってフィリップたちがロニーの事故死を再び思い出す中、身ごもっているのが彼との子供だと言い張るメリッサにシャーリーンは激怒。

5年前に死んだ男の子供を授かることができるのかと、フィリップは調べを進める……。










5年前に死んだ恋人との子供を身ごもったと信じる女性をめぐる恐ろしい真実を追うスリラー映画です。


ミステリアスなお話かと思いきや

胸糞悪いお話でした。


ネタバレになるので詳しくは書けませんが

このメリッサって子がとんでもない女の子でした。


ロニーが事故死したのは彼女のせいだし

妊娠の真実も

そしてロニーの両親や弟を振り回す様も

ホント胸糞悪かったです。




ハッピーエンドっぽい最後はとても気持ちが悪かったです。

真相が見えてくるにつれ
イライラさせられるお話は久々でしたね。

とはいえ
後半はスリリングで
前半の伏線が見事に回収されていて
作品としての完成度は高かったと思います。

お時間があればどうぞ。



未成年

2019年の韓国映画です🇰🇷

監督はキム・ユンソク。





女子高生のジュリ(キム・ヘジュン)は、父親(キム・ユンソク)が同級生ユナ(パク・セジン)の母ミヒ(キム・ソジン)と浮気していることを知ってしまう。

相手がクラスの問題児の母ということに戸惑いながらも、ユナから不倫を止めるよう忠告してもらおうとするが、ミヒがジュリの父との子供を身ごもっていることを聞かされる。

そしてある事件が起こる……。










それぞれの父と母が不倫していることを知った女子高生たちの成長を描いたお話です。

監督のキム・ユンソクが父親役も演じています。
初監督作品だそうです。

情けない大人たちばかりで
彼らに振り回される女子高生2人が可哀想でした。

が、意外と彼女たちは健気で
単なる不倫ドラマではありますが
後半は友情ドラマの様相になってきて
少し救われました。

ラストの遊園地のシーンはギョッとしましたが
韓国では違和感がないことなのかしら?
と思いました。
※詳細は本編をご覧ください。



不良っぽい少女ユナを演じた子の演技が良かったですね。



ユナのお母さんは毒親でした💦
嫌な女性でしたね。

ジュリちゃんのパパ…何でこんな女性と浮気したんだろう??
って思いました。
取り柄は若いだけじゃん。
奥さん(ジュリちゃんのママ)の方が品もいいし
綺麗だし…
ま、浮気男に常識を求めても仕方ないんだけどね。



お時間があればどうぞ。
まあまあ面白かったです。


フォルトゥナの瞳

2019年の日本映画です🇯🇵

百田尚樹先生の同名小説が原作です。

監督は三木孝浩。




幼いころに飛行機事故で家族を亡くした木山慎一郎(神木隆之介)は、仕事一筋に生きてきた。

しかし死が近い人が透けて見えることに気付いた彼は、自らの不思議な力に悩む。

ある日慎一郎は明るく率直な女性・桐生葵(有村架純)と出会い、二人は付き合い始めるが、葵の体が透けてくる……。









もう随分前に原作を読んだので内容を忘れていました。

いつの間にか映画化されていたんですね。


死を目前にした人間がわかる青年が

大切な女性の死の運命が見えてしまったことで苦悩する様を描いた恋愛映画です。


う〜ん

ストーリーが進むにつれ

いろいろ矛盾点が見えてきて


『こんなお話だったっけ?』


と首を傾げてしまいました💦


映画や小説の醍醐味と言えば


最後のどんでん返し


なのですが


本作では全く必要なかったと思いました。


どんでん返しが成立するには

必ず緻密な伏線があるはずなのですが

そこに矛盾点があって

どんでん返しは蛇足でしかなかったです。


その前で潔くストーリーが終結していたら

かなり感動的な作品になってたような気がしてなりません。

なんか生意気ですみません💦


とはいえ

途中まではホント面白かったです。


ネタバレになるので詳細は語れませんが


線路のシーンで終わって

エンドロールが流れて欲しかったです。


その後のシーン…種明かしがあったせいで

有村架純さん演じる葵って子がすごーく嫌な女性に見えてしまいました。


何でわかってたのにそんな行動を取るの?

慎ちゃんを利用してたの?


↑そうじゃないんだけどそんな風に見えてしまいました。




あのDAIGOさんが

まさかのクズ男役で出ていました。

この辺りが個人的には見どころMAXでした。




お時間があればどうぞ。



村人

2015年のオーストリア映画です🇦🇹

監督はバーバラ・エーダー。




犯罪捜査官のワーシッツ(アンドレアス・ルスト)は頭部に重傷を負い、ブルゲンラントの村へ帰郷する。

あまり歓迎されてるとは言えない中、村長(ルーク・リセタリッツ)にサーカス公演に招待されるが、ナイフ投げショーで村の有力者に誤爆して死んでしまう事故が発生。

ワーシッツはナイフ投げの青年が村人たちに復讐されるのを防ごうとするが……。









捜査中に大怪我をして仕事を干された刑事が帰郷したら殺人事件に巻き込まれ

自らも命を狙われるという

ありがちな田舎サスペンスです。


原題は『Kreuz des Südens

訳すと『南十字星』ですが

何故『村人』という邦題になったのか不明です。


嫌なタイプの村人(田舎者)がたくさん登場します。

良い人は1人もいなかったですね。


故郷を捨てて都会に出て行った人は許せない!

そんな奴は死ねばいい!


そんな考え方の人ばかりで観ていてうんざりしました。



都会に対する嫉妬に溢れ

他所者や都会人は常に監視され

ちょっと会話しただけで勘繰られる…


オーストリアにもこんな陰湿な村があるんだなぁ…と辟易しました。



途中まではそれほどワクワクドキドキの展開ではありませんでしたが


最後のどんでん返しは背筋がゾクッとしました。


オチは読めませんでしたが

でもコイツが一番悪者じゃないかな?

って私は思っていましたが。


お時間があればどうぞ。



サイの季節

2012年のイラク=トルコ合作映画です🎬

監督は国外で亡命生活を送るイラン人のバフマン・ゴバディ




混乱のさなかにあったイスラム革命中、詩人サヘル(ビーローズ・ヴォソーギ)はいわれなき罪で投獄され、30年後にようやく釈放される。

彼の妻ミナ(モニカ・ベルッチ)はサヘルの釈放を切望していたが、夫はすでに刑務所内で死んだという悪意ある嘘を信じ込まされていた。

ようやく出所した後、サヘルは必死に妻ミナの行方を捜すが……。









実在するクルド系イラン人の詩人サデッグ・キャマンガールをモデルに

イスラム革命によって引き裂かれた夫婦の苦難の道のりを描いた社会派ドラマです。


スタイリッシュな映像で

中東の美しい風景に心奪われる作品です。



映像にこだわりすぎたせいなのか

ストーリーが今ひとつ入っていきません。


主人公のサヘルと

彼の奥さんに横恋慕する運転手のアクバル…


若い時も歳をとってもお髭の似たようなビジュアルであるため

途中でどっちがどっちだかわからなくなってしまいました💦

よくよく見たら全然違うんだけど。



これがお話をわかりづらくした要因の一つだったかもしれません。


それ以上に中東の歴史に明るくないと

理解しづらいかもしれませんね。


サヘルの妻を演じたモニカ・ベルッチは老けましたが変わらずお綺麗でした。



イタリア人ですが堪能なペルシャ語に圧倒されました。




お時間があればどうぞ。



クリーピー・キラー

2019年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はダニー・ブデイ。




美容室を営むシングルマザーのジェシカ(クレア・クレイマー)は18歳の娘テサ(ミア・トパリアン)と二人暮らし。
テサの恋人ウィル(コナー・マクレイス)は優秀な好青年で、ジェシカは二人の将来を楽しみにしていた。
同じ大学へ進学が決まりウィルを招いてお祝いをした夜、ジェシカは不審な物音を聞きつけ玄関の扉を開けた。
すると、帰ったはずのウィルが倒れていた……。








恋人が亡くなった後、その寂しさを埋めるために中年のおっさんと付き合うようになった娘…
しかしそのおっさんはとんでもない奴だった!

というB級ホラー映画です。

テレビ映画だけあって起承転結はしっかりしていますが
いろいろ詰めが甘い設定でした。

おっさんはサイコパスというには頭が悪すぎましたね。

攻撃のチャンスはいくらでもあったのに
え?何でそこで泳がせるの?

とか

え?そんな攻撃じゃ勝てないよー

とか

そういう意味でハラハラドキドキしてしまいました。


オープニングのシーンがこのお話の軸に繋がっていきます。

最後はスッキリしますが
そのプロセスが結構雑でしたね。

でも面白かったです。

ママの恋人(医師)がちょっとマヌケだったかな?

切迫した状態なのに今ひとつ深刻味ないし

ママが経営する美容室に髪を切りに行く場面で
なんでお仕事用のスクラブ着てるの?

ってツッコミどころもありました💦



このお話の教訓は

ママの言うことは正しい!
言うこと聞かなきゃダメ!

でしょうか。

お時間があればどうぞ。


光る海

最近古い日本映画ばかり観ています。


1963年の日本映画です🇯🇵

原作は石坂洋次郎先生のベストセラー小説です。

当時朝日新聞で連載されていた作品です。

監督は中平康





四年間、三十三人の女子学生の中で耐えてきた英文科の“七人のサムライ”―野坂(浜田光夫)、向井(山内賢)、浅沼(和田浩治)、長沢(市村博)、木村(杉山俊夫)、川田(亀山靖博)、倉橋(木下雅弘)-は、いささかテレくさい思いで卒業式を迎えた。
文学部にかぎって優等生は、作家志望で個性的な石田美枝子(吉永小百合)と、美しい葉山和子(十朱幸代)の二人の女子学生だったからだ。
卒業のお別れのパーティが終わったあと、野坂は美枝子が忘れたハンドバッグを届けに家をたずねた。美技子は母の雪子(高峰三枝子)と二人暮らし。
雪子は田島(宮口精二)と離婚した慰謝料でバーを経営していた。
その晩、美技子と田島とともにホテルで食事をした野坂は、祝杯に酔った美枝子を家まで送り、愛の誓いも結婚の約束もなしにキスして別れた。
卒業後、同窓生は四方に散らばった。
野坂は放送局、美枝子は家で創作、和子は伯父の矢崎(木浦佑二)が社長をしている貿易会社に勤め、浅沼も和子の口ききで、同じ会社の外事部に勤めることになった。
そんなある日、しばらくアメリカに駐在させられることになるかもしれない浅沼が二年前から同棲している短大生・木村栄子松尾嘉代)の妊娠が分かり……。









英文科を卒業した同級生たちが社会に飛び出して
恋、仕事、結婚などそれぞれの悩みにぶつかっていく様を描いた青春群像劇です。

台詞が多くて
テンポが早くて
やたら開放的で
みんな上から目線!

しかも開業医の息子やら
銀座のバーのマダムの娘やら
大企業の社長の姪やら
お家には必ずお手伝いさんやばあやがいるお金持ちばかり…

今ひとつ現実感がない設定のお話でした。

ほとんどの皆さんがバージンにもかかわらず
性に明け透けなアピールがちょっと気持ち悪かったです💦

そういう時代だったんでしょうか?


吉永小百合さん演じる作家志望の女性…
すごーく嫌な人でしたね。
吉永さんは正統派の美人ではありますが
こういう憎まれ役みたいな役柄も演じるんだなぁ…なんて感心しました。

飼っているワンちゃんが可愛かったです。


卒業式にワンちゃんを連れて行くようなアレレな人で
しかも男子学生をアゴで使うような言動…
お友達になりたくない女性でした。



十朱幸代さん演じる同級生の女性は品が良くて好感が持てました。
ちょっと天然でしたが。



なので、結末を観て
『ざまあみろ』
と少し意地悪な気持ちになってしまいました。

十朱幸代さんの妹役にあの冒険おばさんでお馴染みの和泉雅子さん。
昔はホント美人さんでしたね。



ちょい役でいろいろな俳優さんが登場していますが
結婚式のシーンでミヤコ蝶々さんが演じた代理牧師には笑ってしまいました。



まあまあ面白い作品でした。
お時間があればどうぞ。