ファブリック
2018年のイギリス映画です🇬🇧
脚本・監督はピーター・ストリックランド。
離婚したばかりで公私ともに冴えない日々を送るシーラ(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)はセール中のデパートで真っ赤なドレスを買う。
その魅力的なドレスは不思議と彼女の身体に馴染み、シーラは自分の人生を変えてくれる幸運の贈り物のように思えた。
新しい出会いを求め、ドレスを着てデートに出かけるシーラだったが、不可解な出来事が次々と起こり……。
呪われた赤いドレスを手にした人々の恐怖を描いたホラー映画です。
サイケデリックで洗脳的な映像と音楽が印象的で
観る者を不安にさせる作品です。
ストーリー自体はどうってことはないのですが
結局何を表現したいのかが今ひとつわからなくて
ひたすら不気味でした。
一番不気味だったのがデパートのCMのシーン。
サブリミナル的な感じでとても怖かったです。
もう雰囲気だけのお話ですね。
好き嫌いが分かれる作品だと思います。
個人的にはシーラが痛々しくてお気の毒でしたね。
離婚したアラフィフ女性の悲哀感がひしひしと伝わってきました。
このおばちゃん(デパートの店員)…気持ち悪かったです。
会話が滅裂で『言葉のサラダ』みたいだったなぁ。
お時間があればどうぞ。