親愛なる君へ
2010年のアメリカ映画です。
いわゆる“正統派の恋愛映画”です。
監督は『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム。
原題は『Dear John』。
映画を観る前にDVDのジャケットを見てこの原題を知り…
ストーリー展開が読めてしまいました💦
これって有名なスラングですよね?
(スラングの解説は最後にします)
2週間だけの休暇ではあったが、故郷に帰ってきた軍人のジョン(チャニング・テイタム)は、ある日、海に落ちたバッグを拾ったことがきっかけで、その地を訪れていた大学生サヴァナ(アマンダ・セイフライド)と知り合う。
公開してすぐの頃は評価がイマイチだったそうですが
前半はイイ感じのラブストーリーでした。
2人が別れ際にいつも交わす言葉…
“I'll see you soon then.”
(すぐに会おうね)
が胸にキュンと来ました☺️
ところが…
後半はイライラするやら呆れるやらで
最後は納得いかず💢
(原作と映画ではエンディングが異なっているそうです。私は原作の終わり方が良かったなぁ)
ネタバレするのであまり詳しく書けませんが
偽善者は大嫌いです!
言い訳する人は不愉快です!
美人だからって調子に乗るんじゃねーよ!
世の中そんなにうまく行かないよ!
いつか天罰が下れー!
…というのが私の感想です(笑)
(暴言、すみません💦)
ま、100分くらいの短い映画なので
お暇ならどうぞ。
この身勝手なラブストーリーに並行して描かれている“父と子の愛”は素晴らしかったです🎵
※Dear John Letters…
女性が男性に宛てて書く別れの手紙を指すスラングです。
第二次大戦中のアメリカで生まれた表現。
戦地に赴いた夫や彼氏の帰還を待てず、他の男性と一緒になると決め、別れを決意した女性が送る手紙は、“Dear John”というように改まった形式で始まる。
戦地でそれを受け取った男性は、手紙を開いた瞬間に2人の関係が終わってしまったことを知る。