親しい隣人
2011年のドイツ映画です🇩🇪
監督はステファン・リック。
新聞記者のデイビッド(マキシム・メーメット)はかつて父が住んでいた家に引っ越し、隣家に住む看護師のロバート(チャーリー・ヒュブナー)と親しくなる。
ある夜デイビッドはロバートを誘いバーに出かける。
その帰り道、若い女性を車で轢いてしまう。
ロバートの指示に従い、デイビッドは彼女を救護しないで逃げてしまう。
罪悪感に苛まれるデイビッドであったが、翌日出勤すると、上司の命令で自らが起こしたひき逃げ事件の記事を担当することになる。
事故の警察会見場でデイビッドは被害者の妹ヴァネッサ(ペトラ・シュミット・=シャラー)と出会うのだが……。
サイコな隣人に操作されて転落していく新聞記者の青年を描いたサスペンス映画です。
ひき逃げ事件を起こした加害者がその被害者(本作では遺族)と親しくなるというお話は
以前このブログでも紹介した『命の代償』という作品とちょっと似ていますが
本作では同乗していた隣人が絡んでいて
異常な彼に振り回される様はとても怖かったです。
ロバートを演じた俳優さん…よくよく見るとイケメンですが
劇中では完全にサイコパスでした。
最後はとてもモヤっとした終わり方で納得はできませんでしたが
きっと真相が解明されるよね!
と信じるしかなかったです。
轢いた当事者のデイビッドは隣人に唆されたとはいえ逃げたので悪い人なのですが
これまたイケメンなので観ながら肩入れしちゃいました💦
簡単に人を信用しちゃダメですよ…ってお話でしたね。
まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。