鉄道運転士の花束

2016年のセルビア映画です🇷🇸

監督はミロシュ・ラドヴィッチ。




鉄道運転士の家に生まれた60歳のイリヤ(ラザル・リストフスキー)は、在勤中に28人をひき殺した経験を持つ。

彼は偶然出会った少年シーマ(ペータル・コラッチ)を養子に迎え、19歳になったシーマはイリヤの仕事を継ぐ準備をしていた。

大事な息子を人殺しにしたくなかったイリヤはシーマを運転士にさせまいとするが、息子は養父の仕事に憧れていた……。











定年間近の鉄道運転士が同じ仕事に就いた息子を一人前の運転士に仕立て上げる姿を

ブラックユーモアを交えた描いたコメディドラマです。


お国柄が違えば…なんでしょうか?

人を轢いて一人前!

みたいな考え方のセルビアの鉄道運転士にはビックリしてしまいました。


不謹慎かもしれませんが

面白いお話でした。


前半はテンポ良くて

特に人身事故を起こした後のイリヤへのセラピーは思わず笑ってしまいました。


後半はシーマを一人前にするために奮闘する大人たちの様子が面白くて


最後のオチは何となくわかりましたが

ハッピーエンドで良かったです。



イリヤは一瞬ボケちゃったかな?って思いましたが
まあ現実逃避の一種だったのかな?
詳細は本編をご覧ください。

イリヤ役の俳優さんがイイ味出していましたね。



まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。
90分弱の短い作品です。
音楽も良かったです♪