2009年の日本映画です🇯🇵
考えさせられる映画です。
原作は東野圭吾先生の同名小説です。
監督は益子昌一。
会社員・長峰重樹(寺尾聰)の一人娘・絵摩(伊東遥)が死体で発見される。
悲しみに暮れる長峰に、数日後、犯人の名前と居場所を告げる密告電話がかかってくる。
逡巡の末、電話で言われたアパートへ向かう。
留守宅に上がり込み、部屋を物色すると、複数のビデオテープが見つかる。
そこには絵摩が犯人2人に陵辱されている映像が写っていた。
偶然帰宅した犯人の1人・伴崎敦也(黒田耕平)を惨殺した長峰は、虫の息の伴崎からもう1人の犯人・菅野快児(岡田亮輔)の潜伏先を聞き出し追う。
『警察は市民を守っているわけじゃない。警察が守ろうとしているのは法律の方ってことですか?』
娘を殺された父親の気持ちと残虐な犯罪を繰り返す少年を守るかのような少年法の狭間で揺れる刑事・織部孝史(竹野内豊)と真野信一(伊東四朗)。
それぞれの苦悩と葛藤が交差し、事件は予想外の結末を迎える……。
かなり重くて陰鬱な作品でした。
随分前に原作を読んでいましたが
あれ?こんな内容だったっけ?
と思いました。
いろいろなレビューを見ると
あまり評価は高くはないようですが
(原作との乖離があるということで)
私は興味深く鑑賞しました。
内容が内容だけに、決して面白いという訳ではありませんでしたが💦
少年法と復讐について
身近な問題ではないけれど
誰もが一度は考えたり感じたりしたことがあるテーマかと思います。
映画のエンディングはとても曖昧でした。
各々が考えてね…って感じ。
ちゃんと考えたらとても後味が悪くなります💦
出演者は素晴らしい方々が揃っていました。
寺尾聰さん、伊東四朗さんは言うに及ばず
竹野内豊さんの演技が良かったですね。
私の大好きな俳優さんです。
多分マット・デーモンの次に好きかも(笑)
あとを引く作品ですが
一見の価値はあると思います。
この作品…韓国版もあるみたいです。
時間があれば観て見ようと思います。