麦子さんと
2013年の日本映画です🇯🇵
監督は吉田恵輔。
専門学校への入学金をアルバイトで稼ぐ日々を送っていた。
そんなある日、自分たちを捨てた母親(余貴美子)が突然舞い戻ってきた。
顔も覚えていない母との生活に戸惑う麦子。
そして投げつけた一言は、「あなたのこと、母親だと思ってないから」。
その言葉を最後に、母は帰らぬ人となった……。
兄に押し付けられ、母の故郷へ納骨に行くはめになった麦子。
兄に押し付けられ、母の故郷へ納骨に行くはめになった麦子。
そこで初めて、母は町のアイドルだったことを知る。
さらに、麦子は若き日の母に瓜二つだった。
アイドルの再来に色めき立つ町の人々に振り回されながら、麦子は母の青春、人生を初めて知ることになる……。
その割には心にジワジワ来るものがあまりなくて残念でした。
私はあまり泣けなかったですね。
ファンの方には申し訳ありませんが
堀北真希さんの演技…狙っている感があまりにも強くて、白々しく思えました。
immatureな部分以外はミスキャストだったような…💦
もっと実力派の女優さんが主演なら泣けたかもしれません。
エンディングで流れる松田聖子さんの『赤いスイトピー』にはホロっと来ましたが。
そんな堀北真希さんのためのアイドル映画のような作品ではありましたが
脇を固める俳優さんたちが大人な演技で
それが唯一の救いではありました。
彼らの存在がなければ軽薄なストーリーになっていたかもしれません。
松田龍平さんもイイ役者さんなのですが
堀北さんが前面に出過ぎて
彼の良さが今ひとつ描かれていなくて残念でした。
ストーリー的にもっとお兄ちゃんと絡んで欲しかったなぁ。
余貴美子さんはまさに適役でした。
可愛すぎる❗️(笑)
すぐに死んじゃいましたが
一見ちゃらんぽらんな感じだけど内面から滲み出る母性がしっかりと表現されていて
ホント、素敵な女優さんですね。
テーマの割には軽く観られる作品かと思います。
お時間があればどうぞ〜✌️