嘘を愛する女

2018年の日本映画です🇯🇵

岡部えつ先生の同名小説が原作で
実話を基にした作品です。
監督は中江和仁



世話好きな研究医の恋人・小出桔平(高橋一生)と5年にわたって同居している食品メーカー勤務の川原由加利(長澤まさみ)。ある日、桔平がくも膜下出血で倒れて寝たきりになってしまう。
さらに彼の運転免許証、医師免許証が偽造されたもので、名前も職業も嘘だったことが判明。
彼女は探偵の海原匠(吉田鋼太郎)と助手キム(DAIGO)に桔平の素性調査を依頼する。
そして桔平が執筆中だった小説が見つかり、そこから瀬戸内のどこかに桔平の故郷があることを知る由加利だったが……。









原作は以前に読んだことがあるのですが
え?
こんなお話だったっけ?
って思うほど内容を忘れていて
フレッシュな気持ちで本作を観ました。

序盤のミステリアスな感じと
愛する人が誰なのかを辿っていくストーリー展開は良かったのですが

前半に散りばめられた伏線がきちんと回収されてなくて
しかもどんでん返しに捻りもなく

ただただ長いだけの退屈な作品でした💦

主人公の由加利はいちいち人の神経を逆撫でするタイプの女性で
しかもかなり複雑な内面を持った女性という設定でしたが
長澤まさみさんの演技が追いついていなくて残念‼️
変顔で演技をごまかすようなところがある女優さんとの印象があって
私は個人的には好きではないです。

探偵役でDAIGOさんが出演していましたが
由加利役は北川景子さんあたりが良かったかも。



同じく探偵役の吉田鋼太郎さんはさすがの演技でした。
ただ、この人の家庭問題とかのサイドストーリーは不要だったような気がします。



不要と言えば桔平のストーカーをしていた女性を演じた川栄李奈さん…
ストーリーをいろいろと引っ掻き回してくれるかと期待していましたが全然おとなしくて

いやー
この役、要らなかったでしょ?
って思いました。



由加利が訪れた瀬戸内の飲み屋のママ役に黒木瞳さんが出演されていましたが
彼女こそがキーパーソンになるのでは?
なんて思っていましたが
単なるチョイ役で
黒木瞳さんの無駄遣い…って思いました。



キャストといい
ストーリーといい
イマイチでしたね💦

原作を読んだ時はそんなガッカリ感はなかったはずなのですが…

ラストもありきたりでした。

ま、お時間があれば観てください。

瀬戸内の灯台のシーンは美しかったです。