ニノチカ

すごーく古い映画を観ました。

1939年のアメリカ映画です🇺🇸
脚本はルビッチ監督の弟子で、後に大監督となるビリー・ワイルダーです。



革命後のロシアから花の都パリへ三人の役人がやってきた。
彼らの使命は貴族から没収した宝石を売り払うことにある。
それを知った亡命婦人(アイナ・クレア)は恋人レオン(メルヴィン・ダグラス)に命じて三人に取り入らせる。
不信をいだいたロシア政府は、ニノチカグレタ・ガルボ)という名の女闘士を派遣した。
コチコチの共産主義者である彼女は、亡命婦人の恋人の魅力にも懐柔されないかに思えたが……。









フランスの貴族とソ連共産党員がパリで出会い恋に落ちるというロマンチックコメディです。

政治的な背景は置いといて
普通に楽しめる恋愛映画です。

グレタ・ガルボがステキです!
最初はニコリともしない鉄仮面ぶりですが
やがてパリに魅了され
レオンに魅了され
優しい表情に変わっていくのが見どころです。
もう完璧な美しさですね。



作中でかぶっていた変な形の帽子…
ガルボじゃなかったら単なるギャグです💦




相手役のレオン…
まあウザい男です。
よく喋るし
押しが強いし
距離が近いし・・・
個人的には苦手なタイプの人です💦
ニノチカはこんな男のどこが良かったのか…
最後まで???でした。



貿易官の3人組は陽気でイイ味出していましたね。
彼らが本作の一番の貢献者だと思いました。



みんな早口で
かなりテンポの良い作品でした。
古い映画って途中で飽きてしまうことが多いのですが
本作は最後まで同じテンションで楽しめました。

かなりお薦めの作品です。
是非‼️