ドント・ハングアップ

2016年のイギリス映画です🇬🇧

監督はダミアン・メイス&アレクシス・ワスブロット。



サム(グレッグ・サルキン)とブレイディ(ギャレット・クレイトン)はイタズラ電話の様子をSNSで実況する悪質な遊びに熱中していた。
ある日、イタズラ電話をかけた相手から折り返しの電話がかかってくる。
その男は何故か2人の名前も住所も知っていた。
やがて男はブレイディの両親を監禁し、さらに2人の友人も捕らえて半殺しにしてしまう……。








イタズラ電話を繰り返す若者たちが、電話の相手によって恐怖の底に突き落とされる姿を描いたシチュエーションスリラーです。

そんなん自業自得やん!
と思いながら観ていました。

彼らに何の感情移入も出来なかったです。

ただ、犯人の狙いは何なのか?
バカ者たちを戒めるにはちょっとやり過ぎじゃない?

なんて思っていましたが

ちゃんと伏線が張られていて
それが最後にきちんと回収されました。

で、おしまいかと思ったら
エンディングでちょっとしたどんでん返し!

なかなか面白かったです。

途中中だるみ感は否めませんでしたが
最後の伏線回収でスッキリして
このためにダラダラストーリーがあったんだな…って納得しました。

とはいえ
ざまあみろ!とは言い難いエンディングでした。
最後だけ主人公に同情してしまいましたね。



悪事には必ず報いが訪れる!
因果応報!

というお話です。

バカ者たちは成敗を受けて当然なのですが
ブレイディの両親やサムの彼女は関係ないでしょ?
ってお気の毒に思いました。

ま、あんなバカ者(ブレイディ)を産み育てた両親だから仕方がなかったのか?

彼女はかなりビッチだったしね。


でも直接関係ない人を巻き込んだらアカンよね…って思いました。

まずまずお薦めの作品です。
短めですが中盤は少し飽きてします。
最後まで観れば後悔しないと思います。