テイキング・オブ・デボラ・ローガン

2014年のアメリカ映画です。

監督はアダム・ロビテル。




医大生のミア(ミシェル・アン)と仲間たちは、アルツハイマーと診断された老女デボラ(ジル・ラーソン)とその娘サラ(アン・ラムゼイ)の生活を取材するため、バージニア州の田舎町を訪れる。

女手ひとつでサラを育て上げたデボラは聡明で意識もはっきりしていたが、ミアたちの滞在中に急激に症状が進行し、奇怪な言動が目立つようになっていく。

突如として凶暴化し包丁を振り回したり、自らの皮を剥いだり、背中におぞましいアザが浮かび上がったりと、アルツハイマーだけでは説明のつかない現象に恐れおののくサラとミアたちだったが……。











アルツハイマー病を患う老女を取材する医学生たちが想像を絶する恐怖に見舞われる姿を描いたオカルトホラーです。

アルツハイマー病が進行する様に憑依の要素が加わり
ネタとしては面白かったのですが
大きな音声で怖がらせるだけの感じが否めず
全体的にはイマイチだったかな?

前半はデボラの病院がどんどん進行する姿が主に描かれていましたが
ん?
これってちゃんと医療監修入ってるの?
って言いたくなるような描写で

本作を観た人がアルツハイマー病を誤解してしまいそうで
まあツッコミどころ満載でした💦



後半はアルツハイマーなんて関係のない
ひたすらホラー要素だけのお話で

結局デボラがとてもお気の毒な結末になってしまいました。

いろいろな伏線が仕掛けられていたようですが
あまりスッキリした感じで回収できていなかったのでは?と思いました。

デボラを演じた女優さんの怪演があっぱれでしたね。
特殊メイクが施されてはいたものの
素顔からしてかなり怖かったです。



お時間があればどうぞ。