遠い一本の道
1977年の日本映画です🇯🇵
監督は名女優でもあった左幸子。
昭和50年10月14日の鉄道記念日。
滝ノ上市蔵(井川比佐志)の国鉄勤務30年の効績章受章を祝う宴が開かれているところひ娘・由紀(市毛良枝)が恋人(長塚京三)を連れてくる。
市蔵の鬱憤が突然爆発、二人の結婚に大反対し、祝いの席は荒れに荒れた。
里子(左幸子)は23年前を思い出す。
それは結婚相手の顔も知らぬまま嫁いだ日のことだった……。
命みじかし、恋せよ乙女
2018年のドイツ映画です🇩🇪
樹木希林さんの遺作となった作品です。
監督はドーリス・デリエ。
酒に溺れて仕事も妻子も失ったカール(ゴロ・オイラー)は、ドイツのミュンヘンで一人暮らしをしていた。
孤独に苛まれ“モノノケ”を目にするようになった彼を、日本人のユウ(入月絢)が訪ねてくる。
彼女は10年前に東京に来ていたカールの父ルディ(エルマー・ウェッパー)と親しくしており、他界したルディの墓とかつてルディが住んでいた家を見に来たと話す。
最初は渋々ユウに付き合っていたカールだったが、次第に彼女に惹かれていき、今度はユウの祖母(樹木希林)に会うために日本へ向かうが……。
愛して飲んで歌って
2014年のフランス映画です🇫🇷
フランスの名匠アラン・レネ監督の遺作です。
イギリス、ヨークシャー郊外。
エヴォリューション
2015年のフランス映画です🇫🇷
第63回サンセバスチャン映画祭で審査員特別賞、最優秀撮影賞を受賞した作品です。
監督はルシール・アザリロヴィック。
住民は少年と女性だけの島で、10歳のニコラ(マックス・ブレバン)は、母親(ジュリー=マリー・パルマンティエ)と2人で生活している。
全ての少年が不可思議な医療を施されていることなど、島での日常に違和感を覚えるようになった彼は夜中に家を出て行く母親の後をつける。
海辺に向かった母親が、ほかの女性たちと始めたある行為を目にするニコラ。
それを機に、彼は思いも寄らなかったおぞましい事態にのみ込まれ……。
少年と女性しか住んでいない島を舞台に
そこに隠されている秘密を知る10歳の少年の姿を描いたお話です。
前半は海のシーンがとにかく美しくて
台詞は必要最低限で
視覚に訴える系の作品だと思いましたが
少年たちが幽閉されている病室のシーンが暗くて
後半は『自分でストーリーを解釈してね』的な展開になりました。
多分ホラー映画なのかな?
お母さんたちは人間ではなかったですよね。
ある意味児童虐待のような
悪趣味な内容だったと思います。
ぼーっとしていると筋がわからなくなります。
いや
ぼーっとしていなくても想像力がないと分かりづらいお話でしたね。
主演の少年…可愛かったです。
頭も良さそうでした。
ニコラのお母さん…
不気味な風貌でした。
やっぱり人間じゃないですよね?💦
バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート
2015年のアメリカ映画です🇺🇸
監督はパコ・カベサス。
なぜか付き合うのはダメ男ばかりのマーサ(アナ・ケンドリック)。
ある日、彼女は自分の理想を全て備えているフランシス(サム・ロックウェル)と運命の出会いを果たす。
たちまち激しく惹かれ合う二人だったが、フランシスの正体は殺人こそ許せない犯罪という強い信念を持つがゆえに依頼人を殺してしまう暗殺者だった。
次々と襲い掛かってくる同業者を迎え撃つ彼と過ごすうちに、次第に暗殺者としての才能に目覚めるマーサだったが……。
凄腕のヒットマンと恋に落ちたことから
殺しの才能に目覚める女性を描いたアクション映画です。
ラブコメ要素たっぷり!
後半は特にテンポも良くて
面白かったです✌️
カッコ良かったですですね。
ADD(注意欠陥症)の設定でしたが。
マーサ役の女優さん…
どこかで観たことあると思ったら
このブログでも紹介した『シンプル・フェイバー』で〝あざとサイコパス女〟役で登場した人でした。
大して美人じゃないのですが
頭の弱いエキセントリックな役を演じたら
ピカイチですね。
脇役でティム・ロスが出ていましたが
この人…結局良い人なのか悪い人なのかわかりませんでした。
殺し屋なんで悪い人なんだとは思いますが💦
まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。
地下鉄に乗って
2006年の日本映画です🇯🇵
浅田次郎先生の同名小説が原作です。
監督は篠原哲雄。
衣料品の営業マンの長谷部(堤真一)は地下鉄の駅で父(大沢たかお)が倒れたという伝言を聞く。
彼は地下道を歩きながら、暴君の父と口論して家を飛び出し、帰らぬ人となった兄のことを思い出していた。
そのとき、彼の前を亡き兄に似た人影がよぎる。
必死で追いかけて行くとそこはオリンピック景気に沸く昭和39年の東京だった……。
暗黒への転落
1949年のアメリカ映画です🇺🇸
アフリカ系アメリカ人作家ウィラード・モトリーが発表した同名小説が原作です。
主演のハンフリー・ボガートが自らのプロダクションで製作した作品です。
監督はニコラス・レイ。