命みじかし、恋せよ乙女

2018年のドイツ映画です🇩🇪

樹木希林さんの遺作となった作品です。

監督はドーリス・デリエ




酒に溺れて仕事も妻子も失ったカール(ゴロ・オイラー)は、ドイツのミュンヘンで一人暮らしをしていた。

孤独に苛まれ“モノノケ”を目にするようになった彼を、日本人のユウ(入月絢)が訪ねてくる。

彼女は10年前に東京に来ていたカールの父ルディ(エルマー・ウェッパー)と親しくしており、他界したルディの墓とかつてルディが住んでいた家を見に来たと話す。

最初は渋々ユウに付き合っていたカールだったが、次第に彼女に惹かれていき、今度はユウの祖母(樹木希林)に会うために日本へ向かうが……。










孤独なドイツ人男性と、男の父親と親交のあった日本人女性が
人生を取り戻すためにともに旅する姿を描いたヒューマンドラマです。

最期の樹木希林さんを観たくて鑑賞しましたが
なかなか登場しない💦

ドイツ人青年のエピソードが長くて
今ひとつ意味不明でした。
単なるアルコール依存症のお兄さんのお話でした。

本作を一言で言えば『妖怪映画』です。

タイトルのような可憐なお話ではなかったです。

カール役の俳優さんがイケメンでしたね。



ユウちゃん役の女優さんは初見でしたが
演技力も見た目も××でした。
この方、ダンサーなんですね。
ドイツ人から見た日本女性って不思議ちゃん系なのかなー
なんて思いました。
ちょっとガッカリしました。
ゴメンなさい。

樹木希林さんはすごく雰囲気があって
居るだけで説得力がありました。
風貌は役作りではなくて末期癌のそれで
痛々しかったです😭



作中で樹木希林さんが

『あなた、生きてるんだから、幸せになんなきゃダメね』

と語るシーン…

希林さんの最期のリアルメッセージだと思いました。


お時間があればどうぞ。