復讐のセクレタリー

2015年のフランス=ベルギー=ルクセンブルク合作映画です🎬

原題は“La volante
監督はクリストフ・アリ&ニコラ・ボニラウリル。



ある雨の晩、出産間近の妻を車で病院に連れて行こうとしていたトマ(マリック・ジディ)は、道路を歩いていた青年を轢き殺してしまう。
それから9年後、刑期を終えて出所したトマが働く企業に、初老の女性マリー=フランス(ナタリー・バイ)が臨時採用される。
トマの秘書となったマリー=フランスは、トマが9年前に轢き殺した青年の母親だったが、マリー=フランスはそのことを隠したまま、トマやトマの家族と親しくなっていくが……。






事故で息子を亡くした母親が9年の時を経て復讐に乗り出す姿を描いたサイコスリラー映画です。

フランス映画らしい淡々としたストーリー展開で、ド派手な演出もなければ、スリリングな効果音もなし…
静寂なピアノの調べが恐怖心を醸し出していました。

いや〜
めちゃくちゃ怖かったです😭

何が怖かったかって

マリーの笑顔‼️

このおばさん…美人で優秀で人当たりも良くて…ホントにステキな女性なんです。
そんな彼女の笑顔の裏に潜むサイコパシー!
次の瞬間何をしでかすか全く読めない!
まさしく名演技でした。
マリーの設定…50代かと思っていましたが、実年齢は60代後半でした。ビックリ😵



こういう作品…嫌いじゃないです。

エンディングはちょっと消化不良ではありましたが。

まずまずお薦めの作品です。