カルタヘナ 陽だまりの絆
2009年のフランス映画です。
監督・脚本はアラン・モネ。
原題のL'HOMME DE CHEVETとは
『ベッドサイドの男』という意味です。
フランスからコロンビアの港町カルタヘナに舞い戻ってきた元ボクサーのレオ(クリストファー・ランバート)は、友人の紹介で、とある仕事にありついた。
それは、ミュリエル(ソフィー・マルソー)という女性の身の回りの世話をすること。
3年前の自動車事故で首から下の自由を失った彼女の食事から排泄まで、一切の面倒をみるものだ。
その過酷さに、前任者はみな1週間ほどで辞めていったという。
ミュリエルの冷淡さもそれを助長したのかもしれなかった。
自分で決めたルール以外には価値を認めようとしないミュリエルと、孤独と絶望をアルコールで癒すことしかできないレオ…。
2人は衝突を繰り返しながらも、次第に心を通わせていくのだが……。
美しい映画でした。
映像も音楽もストーリーも…
何よりソフィー・マルソーが美しかったです。
今年50歳の彼女…
あんな風に歳をとりたいと思いました。
(この作品当時は43歳でしたが)
レオとともにミュリエルの介護を行なうミステリアスな女性(マルガリータ・ローザ・デ・フランシスコ)…
有名なラテンシンガーなんですね。
フランス映画特有のすっきりしない終わり方ではありましたが
とても心に響く作品です。
お薦めです✌️