ボルベール〈帰郷〉

2006年のスペイン映画です🇪🇸

タンゴの楽曲『Volver』(カルロス・ガルデル)を題材にした作品です。

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15歳の娘パウラ(ヨアンナ・コバ)と失業中の夫とマドリッドで暮らすライムンダ(ペネロペ・クルス)は、スペインの太陽のように情熱的な女性。
ある日彼女に二つの死が降りかかる。
娘のパウラが肉体関係を迫ってきた父を台所で刺し殺してしまったのだ。 
娘を守るため夫の死体をなんとかしようとする彼女に、今度は最愛の叔母が亡くなったという知らせが届く。 
一方でライムンダは、故郷ラ・マンチャで数年前に火事で焼死したはずの母(カルメン・マウラ)の姿を見たという噂を耳にする。
生き返ったのか?幽霊なのか?
生前わかりあえず心を閉ざしてしまった母に、今ならすべてを打ち明けられる。
孤独な少女のように、母の愛を求めるライムンダ。
しかし、ついに彼女の前に現れた母には、もっと衝撃的な秘密があった……。

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かなり重〜いエピソードがたくさん折り重なったお話です。

家族愛が描かれていますが、決してほのぼのファミリードラマではなく、サスペンスに近いのではないかと思いました。

母、娘、孫三世代の女性の、哀しくも逞しい人間ドラマです。

泣けるような作品ではないのですが
観ていてハラハラと涙が溢れてきました。

特にペネロペが情熱的に歌唱するシーン…
号泣してしまいました😭




ペネロペ・クルス久々に観ました。
11年前の映画ですが、アイドルっぽかったそれ以前の彼女と比べると

老けたなぁ〜💦

母親役をするくらいですからねー💦

最初ペネロペだとはわかりませんでした。
似てるけど、どこのおばさんだろう?ってww
ラテン系ってみんな似たような顔だしなぁ…くらいに思っていました。

でも老けたペネロペの方が私は美しいと思ったし、貫禄もあって素敵でした。

彼女…華奢なイメージがありましたが
本作でのダイナマイト・バディに釘付けになりました(笑)

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スペイン映画らしく原色が溢れ
しかしケバケバしくはなく
映像も本当にキレイな作品でした。

面白かったです。
お薦めです✌️