あるスキャンダルの覚え書き
2006年のイギリス映画です🇬🇧
ゾーイ・ヘラーの小説『あるスキャンダルについての覚え書き』が原作で、アメリカで実際に起きた事件がモデルとなっています。
監督はリチャード・エアー。
ロンドン郊外の中学校で歴史を教える初老のバーバラ(ジュディ・デンチ)は、若く美しい新任の美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)に興味を抱く。
家族も親しい友人もおらず、飼っている猫だけが心のよりどころだったバーバラは、シーバとの友情に固執するようになる。
しかしある日、シーバの秘密を知り……。
美しい美術教師と、彼女に執拗な関心を抱くオールドミスの教師とのスキャンダラスな関係を描く心理サスペンスドラマです。
なんという偶然❗️
で、まずはバーバラについて。
彼女の偏執的な友情はとても気持ち悪かったです😭
後半はパワーバランスを駆使した操作性がさらに顕著となり、もう憐れみすら感じました。
そしてシーバ。
なんて頭の悪い女なんでしょう…
でも一番悪いのは彼女です。
けれども
美人は守られるし許される
というこの世の常が本作でもしっかり再現されていて、とても不快でした。
人が人を支配することの快楽、そして罪と罰・・・
そんなものがこの短いドラマに凝縮されていたように思えます。
すごーくお薦めではありませんが
ケイト・ブランシェットの女子力満載ですので
気になる方はどうぞ❗️