火星のわが家 - 映画のお話

以前にこのブログで紹介した大嶋拓監督の『火星のわが家』…

DVDを入手して観ました！

家族と介護がテーマの作品です。

火星の土地を分譲するなど奇想天外な仕事をしてきた初老の男・康平（日下武史）のところに、ストレスのため歌えなくなったヴォーカリストの次女・未知子（鈴木重子）がニューヨークから里帰りしてくる。

その数日後、康平は脳梗塞で倒れ、左半身麻痺に。

未知子は居候の司法浪人・透（堺雅人）の協力を経て康平を在宅介護するが、康平を施設に入れようとする長女・久仁子（ちわきまゆみ）との確執が次第に大きくなる。

音楽の才能がありながら経済的な問題で音大進学が叶わなかった久仁子は康平を恨み、未知子に嫉妬していたのだ。

未知子と透は次第に魅かれていき、ついに二人だけの夜を持とうとするのだが…。

1999年の日本映画で、堺雅人さんの映画初出演作品です。

主演の鈴木重子さんはジャズヴォーカリスト…とても魅力的な方ですね。

アンニュイな声と喋り方が素敵です。

東京大学法学部卒らしいです。

堺雅人さんは若くて初々しい！

まさかこの14年後に半沢直樹を演じるなんて想像できないくらい…ソフトでナイーブな青年役でした。

日下武史さん…名優ですね。

映画『アマデウス』のサリエリの吹き替えをされた俳優さんです。

この方もミュージシャンなんですね。

意地悪な役どころでしたが、色っぽくて素敵な方です。

鈴木重子さんが『静の色気』だとしたら、ちわきまゆみさんは『動の色気』と言ったところでしょうか？

映画のエンディングで流れる鈴木重子さんの

“It's time to love”…

YouTubeで探したのですが見つからず。

その代わりに、私の大好きなStingの“fragile”をカバーしたのを見つけたので貼っておきます。

素晴らしい作品に出会えました✌️