ディケイド 腐敗する者たち

2015年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はジョセフ・ワートナーチェイニー。



遊園地で清掃員をしている孤独な男ジョナサン(ロブ・ザブレッキー)
ある日、彼の家にコソ泥の少女2人組が侵入する。
ジョナサンと出くわした彼女らは勝手に頭を打ったり車にはねられたりして死亡。
ジョナサンは頭を打って死んだ少女(ハンナ・バロン)を氷漬けにしてガールフレンドとみなして家に置いたまま生活する。
だがその死体は次第に腐敗し始め、潔癖症のジョナサンは耐え難い苦痛を覚えるようになる……。









ホラー映画なのですが
少なめの台詞と映像美が際立つ良作です。

すごーく怖いのを期待して観ると
ちょっと期待外れかめしれませんね。

潔癖症の病的な母親に虐待されて育った中年のおじさんのお話ですが

彼も極度の潔癖症

服薬をするシーンが何度か登場し

強迫性障害?って思いながら観ていました。

幻聴や妄想もあり、おそらく統合失調症だと思います。
統合失調症では強迫症状を伴うことがしばしばあります。

作中では彼のルーチンワークがひたすら繰り返されます。

最後に何かが起こる訳ではなく
彼の脳内のネタバレが登場しますが
どんでん返しというほどではありません。

単調な作品ではあります。

ただ、イマジネーションを働かせて観ると結構面白いかもしれません。

主演のロブ・ザブレッキー…
ぱっと見はキモいおじさんですが
眼鏡を外したお顔はなかなかのイケメンです。



お時間があればどうぞ。
映像美と言いましたが
蛆虫とかが出てきますので閲覧注意です💦