希望のかなた
2017年のフィンランド映画です🇫🇮
第67回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した作品です。
脚本・監督はアキ・カウリスマキ。
差別と暴力にさらされながら数々の国境を越え、偶然この地に降り立った彼は難民申請をする。
彼の望みは、ハンガリー国境で生き別れた妹ミリアム(ニロズ・ハジ)を呼び寄せることだけだった……。
生き別れた妹を探すシリア人青年が
レストランオーナーと知り合い
絆を育んでいく様を描いた作品です。
難民問題がテーマですが
コメディ要素もあり
とても面白かったです。
レストランの売り上げが芳しくなくて
お寿司屋さんに鞍替えしたシーンは笑ってしまいました。
困っている人にすぐに手を差し伸べてくれる優しい国という印象を抱きました。
この映画に登場する人は
ネオナチの青年たちを除いて
みんな良い人ばかりでしたね。
カウリスマキ監督の愛犬が本作でも登場しました。
最後はなんかふわっとした感じで終わりました。
あとひと盛り上がりあると良かったかな?
難民問題を取り上げた作品は悲惨なシーンが多かったり心が重くなりがちですが
本作はサラッと観れる良作だと思います。
劇中で流れる音楽がすごーくカッコ良かったですです✌️
まずまずお薦めです。
お時間があればどうぞ。