ドリーム

2016年のアメリカ映画です🇺🇸

実話を基にしたお話ですが
史実との相違点も多く
マーゴット・リー・シェッタリーのノンフィクション小説『Hidden Figures』が原作とされています。
脚本・監督はセオドア・メルフィ



1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出す。
NASAのキャサリン・G・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォーン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)は、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士ジョン・グレンの地球周回軌道飛行を成功させるため奔走する……。









人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで
初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描いた伝記ドラマです。

こういうお話…好きですね。

私は現在医師ですが
実は子供の頃は宇宙物理学を志していました。
NASAで働きたいなぁ…なんて思っていたこともあって
ワクワクしながら観ちゃいました🤗

実話ということですが
上述の通りこの映画には実際とは違うところもあったようで

例えば非白人トイレは1950年代に既に廃止されていたり

1960年代には黒人も管理職になれていたそうです。

天才黒人女性のサクセスストーリーで
黒人差別を取り扱っていますが
そんなに悲壮感はなく
明るい作品だったと思います。

なので
観ていて胸糞感はなかったです。

実際の3人です。


左からドロシー、キャサリン、メアリー。
キャサリンはかなり長命だったようで
今年の2月に101歳で他界されています。

3人の女性を演じた女優さん…
お洒落でとてもキュートでしたね。



キャサリンの上司役をあのケヴィン・コスナーが演じていました。
久々に観ました。老けましたね💦


ハンマーを振り回してながら非白人トイレのプレートを叩き壊し
『皮膚の色は違っても尿の色は同じだ!』
と宣うケヴィン…
素敵でした。



お薦めの作品です。
是非‼️