カットバンク

2014年のアメリカ映画です🇺🇸

監督はマット・シャックマン。
本作が監督デビュー作です。
日本では劇場未公開の作品です。



モンタナ州カットバンク。
ドウェイン・マクラレン(リアム・ヘムズワース)は恋人のカサンドラテリーサ・パーマー)と一緒に都会に打って出ることを夢見ていたが、病気の父親を介護する必要があったため計画を実行に移せずにいた。
そんなある日、ドウェインは郵便配達人のジョージーブルース・ダーン)が射殺される現場に出くわした。
その時、ドウェインは恋人をビデオカメラで撮影しており、偶然にも犯行の瞬間が映り込んだ。
ところが、警察が捜査に乗り出した頃にはジョージーの死体が現場から消え失せていた。
実は、ジョージーの射殺事件はドウェインが仕掛けたものだった。
ドウェインは『証拠動画』を警察に提出し、その報奨金で都会に出ようと企んだのである。
ドウェインの計画は上手く行くかに見えたが、予期せぬ人物が介入したばかりに、事態は想定外の方向へ転がっていった……。








懸賞金目当ての偽装殺人事件が一転!
思わぬ連続殺人事件を引き起こしていく様を描いたサスペンススリラー映画です。

冒頭の牧歌的な菜の花畑とは対象的に
田舎独特の陰湿さとサイコパスの登場…
もうこれは面白くなる要素しかない!
と思いきや

テンポがあまり良くなくて
途中で退屈してしまいました💦

後半はちょっとハラハラドキドキして面白かったですが。



これはいわゆる正統派のサスペンス映画とは違っていましたね。

ストーリー展開がシンプルで
動機もわかりやすく
謎解き要素もなし。

ただサイコパスにやられていくだけのお話で
もう少し捻りがあっても良かったかな?

保安官役のジョン・マルコヴィッチが渋くてステキでしたね。


寡黙な役柄でしたが意外とビビりというか
死体を見て吐くとか…
事件慣れしていない田舎の保安官でした💦

事件が解決した後さらに展開があります。
保安官が取った行動がちょっとビックリ!
(詳細は本編をご覧ください)

このオチがなかったら
本作の評価は低かったかも。
個人的には良かったと思います。

お時間があればどうぞ。