モリのいる場所
2018年の日本映画です🇯🇵
監督は沖田修一。
30年もの間、ほとんど自宅から外出することなく庭の生命を描き続け
97歳で死去するまで生涯現役だった画家の熊谷守一を主人公に
晩年のある1日をフィクションで描いた作品です。
熊谷守一先生…本作を観るまで存じ上げておりませんでした。
教養がなくてすみません💦
と思っていましたが
この猫の絵は知っていました🐈
有名な作品ですものね。
こちらが実際の熊谷守一先生です。
山﨑努さん…忠実に演じていらっしゃいましたね。
忠実と言えば
映画の冒頭で
そっくりでした。
どうということはない作品でした。
こんな晩年が過ごせたらいいな
こんなに長生きできたらいいな
というのが感想です。
モリさんのご自宅というのは池袋なのですが
昭和49年の池袋ってこんなに庶民的だったのには驚きました。
沢田研二さんの『危険なふたり』を口ずさむシーンがあって
往年の『ジュリ〜』を彷彿させられました。
作中にドリフの話題も出てきて
(志村けんさんがイケメンとか私は長さん派よ!とか)
天井からたらいが落ちてきたりして
遊び心がある作品でもありました。
まずまずお薦めの作品です。
お時間があればどうぞ。