赤々煉恋

2013年の日本映画です🇯🇵

2005年に直木賞を受賞した朱川湊人先生の小説『アタシの、いちばん、ほしいもの』が原作です。

監督は小中和哉




自殺をして、肉体を持たない存在となった女子高生の樹里(土屋太鳳)。
街を放浪し、母親(秋本奈緒美)や友人に話し掛けてみるも、誰も彼女の存在を認識できない。
そんな中、樹里の前に不気味な生き物、“虫男”が現われる。
虫男は心が疲れ切っている人間につきまとい、自殺を促す怪物だった。
そんなある日、樹里の姿が見える少女と出会い……。









自殺をして肉体を持たない存在となった女子高生と死神のような怪物を通して
死にまつわる人々の想いを描いたファンタジー映画です。

ブレイク前の土屋太鳳さんが主演をしています。


え?
今とお顔が全然違うんですけど💦

って思ったのはきっと私だけではないはずです。

8年前の作品ですが美少女でしたね。

ちなみに
自殺願望のある人に取り憑く『虫男』の声を
今は亡き大杉漣さんが演じています。
ゴチメンバーのお2人ですね。



樹里の高校時代の友人ミドリちゃんを清水富美加さんが演じています。



その後大人になったミドリちゃんを吉田羊さんが演じています。



樹里の死後かなりの年月が経ったと思われますが

樹里が自殺したマンションの前をベビーカーを押しながら歩くたびに屋上を見上げるミドリちゃん…

何だか切なかったですね😭



自殺はいけないことだっていうのを伝えたい作品だったと思います。


秋本奈緒美さん演じるお母さんが自殺遺族のグループミーティングで

自殺は殺人です

と言い放った言葉に尽きると思います。



自殺したことを後悔する樹里の姿を

今自殺を考えている方々に観ていただきたいです。




土屋太鳳さん…個人的には苦手な女優さんで

それもあってずーっと気になっていた作品だったのですが

観るのを先延ばしにしていて

ようやく観ることができました。

演技…お上手でしたね。

好きじゃないけど💦




お時間があればどうぞ。

特に盛り上がるような作品ではありませんが

学校とかで自殺抑制の教材として観るのはアリだと思いました。