MR 医薬情報担当者 処方ミス

2012年の日本映画です🇯🇵

監督は小沢維士。




間違った処方箋を出したが自分のミスを認めず、すべて薬局のせいにしてしまう院長(武蔵拳)。
患者たちのクレームが薬局に集中し、思い悩んだ薬局長(みつまJAPAN)は自殺を図る。
院長の理不尽なやり方と、未亡人となった薬局長夫人(西本はるか)の無念を知った医薬情報担当者、通称“MR”たちは大口取引先の院長に対し真実を追及するための戦いを挑む……。





 



病院や薬局等の医療機関と製薬会社を繋ぐ医薬情報担当者たちの活躍を描いた勧善懲悪ドラマです。

80分弱の短い作品です。

何じゃこれは!!!

というのがまずは率直な感想です💦

結構リアルなお話と
かなり誇張したお話が入り乱れていて
でも結構面白かったです。

ただ、出演者がほぼ全員台詞を棒読みしているだけで
演技がかなり下手くそでした。

武蔵拳さん演じる院長…
同業者にあんな感じの人いますが
それでも処方ミスしたらちゃんと訂正しますよ、医師は。
医療訴訟になったら私たち医師は一発でアウトになりますから。



薬剤師さん。
こんな髪型の人いませんよー


髪の毛はきちんと束ねて欲しいですね。

MRさん…
まるでキャバ嬢みたいですが
実はこういう人います。


色仕掛けで営業する女性MRは結構います。

私が以前勤務していた病院で診療部長だった時はホストみたいなMRがよく営業に来ていました。
私、ホスト系苦手なんで逆効果だったのですが。

私の前の診療部長は男性だったのですが
↑の写真みたいなMRが来ていましたね。
女性MRは何故か基本ミニスカが多かったです。

ドクターHIROさん演じる『伝説のMR』に新人MRが教えを乞うシーンがありました。

『先生が難しい質問ばかりして全然答えられなくて』

『だったら、「先生、教えてください」って言えばいいんだよ』

これ、私の一番嫌いなMRのパターンです。

私たち医師はMRの教育係じゃないのよ。
こっちが教えて欲しいのよ、薬剤についての有益な情報を。
もっと勉強してから出直せ!

こういうMRが来るといつも心の中で思っています。
(小心者なので言いませんが💦)



2012年の作品ですが
その当時すでにMRからの接待は禁止されていました。
キャバクラやゴルフに行くとか手土産もらうとか車で送迎してもらうとか
そういうのが本作で言及されていましたが
それはあり得ないお話です。

以前勤務していた病院に
おやつを持ってくるMRがいましたね。
まだ私たち医師が勤務中で病棟にいるのに勝手に医局に入り込んで
持ってきたおやつを食べながら
医局のテレビで高校野球をずーっと観ていたMR…
ある時から姿を見せなくなりましたが💦



お時間があれば観てください。

※予告編見つかりませんでした🙇‍♀️